#092 大乗非仏説を排す

日本の仏教学会では、大乗教は釈尊が説いたものではなく後世の比丘たちが創作したものである、と定説化している。大乗教のひとつである無量義経は正に仏説であると考えている。 もっと読む…

#090 SF「グランティスの遺産(下)」

SF小説「グランティスの遺産(下)」の執筆が完了した。400字詰原稿用紙換算で426枚の長編である。 もっと読む…

#088 拒否権

国連の実質の最高議決機関である安保理は拒否権をもつ常任理事国5カ国によって自国のエゴを最優先にして運営されている。拒否権の廃止は国連改革の最大の課題であり難題となっている。 もっと読む…

#087 先人類の遺産

目の前に数多くの厳然たる証拠があってもそれが何を示すのかが見えない。大多数の考古学者は、自分たち現人類・ホモ・サピエンスだけが人類史上最も賢い唯一の存在であるという思い込みが真実を見えなくしているのだ。 もっと読む…

#085 日本の家の源流

日本の家に込められた伝統的特徴とは何であろうか?そこには1万数千年以上に及ぶ日本人の生活が染み込んでいる。 もっと読む…

#083 新日本古代史

古墳の墓碑銘の画像解析による判読が進められた結果、古代日本史を大幅に書き換える発見がなされている。これにより邪馬台国の謎など歴史大論争も終結を迎えている。 もっと読む…

#080 日本仏教史における法華経

日本における仏教史を語るとき、三度の大きな転換期があり、その全てが法華経を基軸にしてなされたことが特筆される。 もっと読む…

#078 味覚の和

日本人もフランス人も異なった食文化に育まれた異なる料理を全く同じように味わうことができる、ということが当たり前なのであろうか? もっと読む…

#076 石川五右衛門

石川五右衛門の辞世の句、「石川や 浜の真砂は尽くるとも 世に盗人の種は尽くまじ」は、真理をついているとも言える。なぜ、そうと言えるのか。新思考法で解き明かす。 もっと読む…

#067 縄文の謎 (2) 交易

縄文時代は土器の発明によって定住生活が始まりムラもできてきた。ムラの中には特産品の生産を拡大し、他のムラに供給するところも出てきた。このような交易を効率よく行うための通貨はあったのであろうか? もっと読む…

#066 縄文の謎 (1) 土偶

縄文時代にはいくつかの謎がある。その中で縄文時代の製品である土偶に関しては、何のために作られたのか、という大きな謎が未だ解明されていない。その謎に迫ってみる。 もっと読む…

#064 東日本大震災と日本人の精神土壌

東日本大震災の後、被災地や国内の各地で日本人は冷静な行動を取りお互いを助け合う姿が、海外に広く報道された。暴動も略奪も起きなかった。その日本人の特性とは何なのか?何が日本人の精神基盤となっているのか? もっと読む…

#062 UFOは存在するのか?

UFOが存在するのか存在しないのか、と論争が続いているが、まずUFO(未確認飛行物体)とAFV(エイリアン飛行体)との言葉の区別をして議論テーマの錯綜を除いてから行なうべきではないか。 もっと読む…

#061 ツツジとサツキの違いは?

ツツジとサツキは日常良く見かける植木であるが、この区別を正しくできる人はどの程度いるのであろうか。
専門家でも時にはまちがえる程品種も多く判断に迷う事もある。少なくともこれだけは知っておきたいこととは。
もっと読む…

#060 中南米の古代技術の謎

中南米の先コロンブス文明を概観すると、当時の科学技術水準では到底なしえない遺物が各地に存在している不可解な事実に気が付く。これらの知識や技術はどこからもたらされたものなのか? もっと読む…

#058 ご飯とみそ汁

体内で合成できないアミノ酸を必須アミノ酸というが、ご飯と豆腐のみそ汁の組み合わせは必須アミノ酸の摂取の面でもバランス良い伝統食と言える。 もっと読む…

#054 西洋哲学の変遷と限界

 ギリシアに源流をおく西洋哲学の3000年の潮流を、その発展と変化と衰退の転換期の哲学者に焦点を合わせることにより把握する。西洋哲学史の全容を知りたい方にとり、本抄は極めて短い案内書になると思っている。 もっと読む…

#053 インド仏教の興亡

 なぜインドで仏教が誕生しそして衰亡したのか? 権力庇護によって興隆した仏教はやがて権力弾圧によって衰亡した。武力を布教手段として正当化しているイスラム教に対して穏健思想の仏教は生存できなかった。 もっと読む…

#051 「代表的日本人」

 1961年、アメリカ合衆国の第35代大統領に就任したジョン・F・ケネディは、日本人記者からの「あなたが最も尊敬する日本人政治家はだれですか?」との質問に対し、「上杉鷹山です」と返答した。 もっと読む…

#049 ロシアと北方四島

 ロシアには北方四島を全島一括返還できない状況がある。これを踏まえて、北方四島に関わる国境画定交渉を成功させ、日ロ平和条約を早期締結することが、日本にとっても優先すべき戦略的判断であると確信する。 もっと読む…

#048 日本語の源流

 日本語はいつ形成されたのであろうか? 比較言語学ではこの疑問を解決することはできなかった。このような状況の中で、言語学者の松本克己博士の類型地理論によりようやく日本語のルーツが浮かび上がってきた。 もっと読む…

#036 日本人の源流

 日本人は日本列島に住む単一民族と言われて久しいが、多様性に富む複合民族の姿が随所に見受けられる。この日本人の多様性は日本人のルーツの多様性にその源流があり、数万年に遡る移入と混血の歴史によってもたらされた。 もっと読む…

#023 16世紀、日本はなぜ植民地とならなかったのか?

 16世紀は日本では戦国時代と称される混乱の時代を迎えていた。一方ヨーロッパでは後に大航海時代とよばれる植民地拡大の動きが活発化した時代で、東アジアにも西と東と両方向からヨーロッパ列強による植民地化の圧力が強まっていた。
 そのような時代様相にあって、なぜ日本はヨーロッパ列強の植民地とならずにすんだのか?
もっと読む…

#022 ペルーの地上図形

 ペルー南部ナスカ台地にはナスカ線状図と呼ばれる巨大な地上図形がある。台形・三角形などの図形は、インカやプレインカの人々とは全く異なる高度な技術を持った人々が制作した可能性があると私は指摘しておきたい。
もっと読む…

#018 鎌倉室町時代のUFO

 UFOは「未確認飛行物体」の名称どおり隕石、彗星や人工飛翔物、更には自然現象と確認できるものはUFOとは呼ばない。鎌倉時代更には室町時代に文献に記録されたUFOにはどのようなものがあったのであろうか。 もっと読む…

#016 イエス「真伝」

 アーサー・C・クラークの「過ぎ去りし日々の光」で描かれたイエス・キリストの12000日にわたる生涯は、私には既視感のある姿となって受け入れられる。 もっと読む…

#013 英知の発露

 現代は、新旧の思想と価値判断基準の葛藤が起こり、国内が騒然とし、外国からの圧力が強まる、という現象が起きてくる時代と言える。日本はこのような時代を何回か経験してきている。 もっと読む…

#012 将棋の東西

 将棋は紀元前にインドで誕生したチャトランガが源流といわれる。 このチャトランガが西に伝わりチェスの原型となった。東にも伝わりタイのマークルックや中国の象棋になっていったといわれる。 もっと読む…