#092 大乗非仏説を排す
2019/06/20
日本の仏教学会では、大乗教は釈尊が説いたものではなく後世の比丘たちが創作したものである、と定説化している。大乗教のひとつである無量義経は正に仏説であると考えている。 もっと読む…
#091 三世(さんぜ)の実在
2019/06/06
過去世、現世、来世を総称して三世(さんぜ)と呼んでいる。仏教は三世の存在を前提にしてその法理が成り立っている。しかし、なぜ三世がある、と言えるのか? もっと読む…
#089 SF「グランティスの遺産(上)」
2018/06/28
2018年6月26日、SF小説「4D4 グランティスの遺産(上)」の執筆が完了した。400字詰原稿用紙換算で435枚の長編である。 もっと読む…
#086 内外相対の時代
2017/06/29
人類世界から戦争をなくしより良いものに変えるためには、内外相対を価値判断の基準として用いることにより、世界宗教の進化的淘汰を進めることが抜本的な方策であろう。 もっと読む…
#076 石川五右衛門
2015/12/26
石川五右衛門の辞世の句、「石川や 浜の真砂は尽くるとも 世に盗人の種は尽くまじ」は、真理をついているとも言える。なぜ、そうと言えるのか。新思考法で解き明かす。 もっと読む…
#070 日曜日の御書拝読
2015/03/23
私は毎週日曜日の早朝、お寺の朝勤行に参加している。勤行の後、御住職と共に御書を拝読するが、20年近く続けているおかげで御書を既に2回通読し現在は三読目に入っている。何事も続けることには価値があると思っている。 もっと読む…
#053 インド仏教の興亡
2014/01/14
なぜインドで仏教が誕生しそして衰亡したのか? 権力庇護によって興隆した仏教はやがて権力弾圧によって衰亡した。武力を布教手段として正当化しているイスラム教に対して穏健思想の仏教は生存できなかった。 もっと読む…
#047 心の実相 (5) 一念三千
2013/10/22
一念三千は、十界、十界互具、十如是、三世間 から構成されており、それぞれ独立した視点で心の様相を解明しているが、これらの全てが備わった実態が心であり、これらの全てが存在している姿こそ、心の実相と言える。 もっと読む…
#046 心の実相 (4) 三世間
2013/10/07
心はその器である我が身の当体が人それぞれに異なっていることにより、また人それぞれに環境が異なることによっても、心の姿に違いが生じてくる。これらの心を取り巻く特異性・差別を三世間として明らかにしている。 もっと読む…
#045 心の実相 (3) 十如是
2013/10/03
十如是は、十界・十界互具の姿を以てダイナミックに変化する主体である心が存在しうる背景には宇宙森羅万象に普遍する真理があり、それ故に心の変化には厳然たる因果律が働いている、ということを示している。 もっと読む…
#044 心の実相 (2) 十界互具
2013/09/28
十界は一瞬の心の状態であると共に、境涯を示していることを前抄で述べたが、この十界は静的な状態として見るだけではなく、動的な変化相としてとらえることも重要である。この動的な十界の姿を十界互具と呼んでいる。 もっと読む…
#043 心の実相 (1) 十界
2013/09/19
心とは何か? 人間等の生命に宿る心のありのままの姿、実相はどのようなものなのか? 心の解明は凡人では不可能に近い難事ではあるが、仏法ではこれを一念三千の法理として明らかにしていることより、この法理に則して解明を試みたい。 もっと読む…